WordPress6.9がリリースされました 進化したポイントと今すぐ更新すべき理由
WordPress6.9が正式に公開されました。大幅な機能追加だけでなく編集効率やパフォーマンス、セキュリティ面でも強化が進んだ重要なアップデートです。ベンリヤでも複数サイトで検証を済ませていますので、特徴と更新すべき理由をまとめました。
WordPress6.9の主な特徴
1.ブロックエディターがさらに強化
折りたたみ表示用のアコーディオンブロックが標準で使えるようになり、数学表記に対応したMathブロックや読了時間を表示するTime to Readブロックが追加されました。ブログやLP制作の表現幅が広がり、プラグインに頼らず実装できる場面が増えています。
2.編集ワークフローの改善
ブロックごとにメモを残せるNotes機能が搭載され、チーム内レビューが格段にスムーズになりました。季節バナーや入れ替えコンテンツを管理しやすくなるHide Showの切り替えも便利です。
3.サイト全体の動作が高速化
不要なスクリプトの遅延読み込みやクエリの最適化など、内部的な改善が多く実施されています。特にスマホ閲覧の多いサイトや画像の多いLPで効果が出やすい印象です。
4.開発者向けAPIが拡張
Block Bindings API Abilities API Interactivity APIが強化され、テーマやプラグインの拡張性が上がりました。今後のWordPressテーマ開発の基礎がさらに整った印象です。
なぜ早めのアップデートが必要なのか
WordPressのメジャーアップデートでは、表向きの機能よりも内部のセキュリティ修正が重要です。古いバージョンのまま放置すると、既知の脆弱性を突かれやすくなり、改ざんやマルウェア感染のリスクが高まります。
特に最近は
管理画面への総当たり攻撃
テーマやプラグインの古い脆弱性を悪用した侵入
広告スクリプトや不正リダイレクトの埋め込み
といった被害が増えています。更新を後回しにするデメリットは非常に大きいため、定期的にバージョンを保つことは必須と言えます。
自分で更新できない方へ
ベンリヤでは、WordPress本体の更新はもちろん、テーマやプラグインのアップデート、さらにPHPバージョンの切り替えまでまとめて対応しています。
古いテーマやプラグインが原因でエラーが起きる場合でも、互換性を確認しながら安全にアップデートできます。また、更新前のバックアップ取得や復元準備もセットで行うため、トラブルの心配がありません。
放置は危険 マルウェア感染の温床になります
数年放置されたWordPressは、テーマ プラグイン PHPがすべて古いバージョンになり、攻撃者にとって最も狙いやすい状態になります。毎年マルウェア駆除の依頼が後を絶ちませんが、そのほとんどが更新放置によるものです。
特に
不正ファイルの生成
勝手に海外サイトへ飛ばされるリダイレクト
改ざんしたページの量産
といった症状が多く、気づいたときには検索順位が落ちていたというケースも珍しくありません。
まとめ
WordPress6.9は安定性と編集効率のどちらも向上しており、更新するメリットの大きいバージョンです。万が一自分で更新できない方は、ベンリヤにお任せください。バックアップからテーマ プラグイン PHPバージョンまで安全に調整し、安心して使える状態に整えます。
